クックパッドを退職して Ubie Discovery に転職しました
昨日がクックパッド最終出社日で今日からヘルステックスタートアップの Ubie Discovery*1 で仕事します。
クックパッドは2015年4月に入社したので6年半弱在籍しました。過去最長記録です。思えば色々なことをやりました。新規サービスの立ち上げをやったり機械学習を使ったサービスを作ったり、人事と兼任してエンジニア採用とか新卒採用の夏インターンとか TechConf の運営をやったり、技術基盤のグループに移ってマイクロサービス化をやったりフロントエンドの Next.js 化をやったり。
クックパッドのサービスは好きだし、やりたいと思ったことに挑戦させてくれるし、同僚は優秀だしで特に大きい不満はなく、辞めるつもりはなかったんですけど、クックパッドで同僚だった人が何人か Ubie Discovery に転職してめちゃくちゃ楽しそうに仕事してるのを横目で見たのをきっかけに興味を持ち、話を聞いてみたら事業内容とか組織の体制とかに惹かれて転職を決めるに至りました。
これまでも他社の話を聞きに行ったり、体験入社に行ってみたりもしていたけど、選考に乗ってみようと思ったのは Ubie Discovery が初めてでした。
一番大きい理由は医療というビジネス領域です。僕は元々自分とか自分のまわりの人の生活が便利になるようなものを作りたいと思っていて、それがクックパッドに長年いた理由のひとつでもありますが、子どもが生まれて病院にお世話になる機会が増え、さらにはコロナ禍によって自分や家族の健康について以前よりも考えることが増えてきました。そういった中で Ubie Discovery が解決したい課題やビジネス戦略などの話を聞き、この課題が解決されれば自分や家族にとってより良い社会になるだろうということが想像でき、自分でもその課題を解決したいと強く思うようになりました。
それと人事評価をなくしたり、ホラクラシーという組織運営の方法など、これまで在籍したことがある会社とは一風変わった制度の話も色々聞いて興味を惹かれました。単に人事評価をなくしたりフラットな組織にしました、という話ではなくそれを継続するための仕組みづくりや組織づくりに興味を惹かれ、この会社で働いてみたいと思うようになりました。このあたりの話についてはクックパッド時代にも同僚だった @h13i32maru が詳しく書いているので興味がある人はこちらを見てください。
最後にもうひとつがストックオプションです。人生一回ぐらいはスタートアップで一発当ててドーンというのを体験してみたいなあとぼんやり思ってはいましたが、幸いなことに選考も通り、夢を見るには十分なストックオプションと現職と同程度の年俸を提示していただきました。
ただ、考えてみるとお金はもちろんほしいけど僕が真にほしいのは夢を追いかける過程で熱くなれる気持ちなんじゃないかと思っています。それも自分ひとりだけではなく、同じように夢を実現するために熱くなる仲間と一緒に熱くなりたい。そう、青春なんですよ。僕がほしかったのは青春。とりもどせ青春。
Ubie Discovery では同じような思いや熱意を持った人がたくさんいて、事業のフェーズ的にもちょうど伸びてきているところで、ここでなら青春を謳歌できるに違いないと思い入社を決意するに至りました。
積極採用中
Ubie Discovery 最近めっちゃエンジニア入ってない?と思う人も思わない人もいるかもしれませんが、実はソフトウェアエンジニアという職種においてはまだ20人いないぐらいなので人が全然足りてません。そういうわけで Ubie Discovery に興味を持っていただいた方はお気軽に @hokaccha まで DM でご連絡ください!
*1:Ubie 株式会社は 0 → 10の開発をおこなう Ubie Discovery と 10 → 100 のグロース&スケールをおこなう Ubie Customer Science に組織が別れており、自分を含め現状ではエンジニアは全員 Ubie Discovery に所属しています。